■ソードワールド2.0支援キット A3、B4サイズでちょうどいいキャラクターシートになります。 ◇初心者向けキャラクターメイキングシートとキャラクターシート(pdf) 2枚でワンセット(両面印刷でも可)。能力値は3回チャレンジ方式、あらかじめ技能と関連計算しておいて、本シートに記入するタイプになります。 プレイ中に判定が必要な場面では2D6に計算済みの固定値を足すだけでわかりやすさを追求してあります。
■ソードワールド2.0リプレイ『学生冒険記』(遅筆です。気長にお待ちください) ◇初戦闘!
■クイックリースタート用キャラクターデータ
■ソードワールド2.0考察 ◇ソードワールド2.0とは? グループSNE/KADOKAWA富士見書房から販売されているテーブルトークRPGです。 3本の剣が生み出した世界『ラクシア』を基軸に、剣と魔法と魔動技術によるファンタジー系作品になります。人間やエルフ、ドワーフなどの種族の他、リルドラケンやルーンフォーク、タビットなど多種多様な種族と職業を組み合わせ、キャラクターを作ることができます。
◇はじめるには? 文庫本の基本ルールブックの他、B5版サプリメントが多数販売されていますが、まず「やってみたい」方には「ルールブック1改訂版」と6面体サイコロ2個があれば遊ぶことができます。 ルールブック1改訂版:7種族、12技能、1レベルから6レベルのサポート ルールブック2改訂版:3種族、2技能、7レベルから10レベルのサポート ルールブック3改訂版:1種族、1技能、11レベルから15レベルのサポート となっているので1改訂版だけでも遊ぶことが可能です。追加の種族や職業を加えたい場合は2と3を購入するといいでしょう。ちなみにコンベンション等、プレイヤー参加だけなら「ルールブックEX」を買っておくと武器や魔法のデータがサプリメントを含めまとめてあるので便利です。 ルールブックEX:1〜3とサプリメントのデータを1〜6レベルまでまとめたデータ集。初期製作から中盤まで非常に便利。 アルケミストワークス:EXが出る前に便利だったアイテム総集本。EXが出たことでお役立ち度が下がった・・。追加職業のアルケミストはこの本に収録。
◇キャラクターの初期製作 基本的に「どの種族」で「なんの(主な)技能(職業)」を選ぶかがポイントになります。初期経験点から複数の技能を習得できますが主技能を「戦士系」「射撃系」「魔法系」「回復系」「支援(特殊)系」で作ることになるでしょう。 成長することで適正は補えますが初期製作では明確な得意不得意があるため、ある程度は方向性が決まっている種族があります。もちろん好きなものを選べるのも楽しみですが、なるべくならパーティー内でのバランスを重視しましょう。 初期経験値(3000点)とレベルアップに必要な経験値により主技能がA技能2レベルかB技能3レベルのどちらかになります。ただし3レベルで作った場合、主3レベル(おそらくフェンサーかシューター)と副1レベルなのでパーティー内での調整を考えた方がいいでしょう。 ただし3レベル製作は奇数レベル(1レベル及び3レベル時)で習得できる戦闘特技が2つになること、判定値に+1増えること(技能レベル+能力値ボーナス+2D6)を考えると悪い選択肢ではありません。 前衛職(ファイターまたはフェンサーまたはグラップラー)は最低でも1名、場合によっては全員でも構いません。戦闘時1名が敵2名を受け持てるため、少ない前衛では多数の敵軍に後衛職が危機に陥ってしまうことを覚えておくといいでしょう。そのほか、罠の発見と解除や戦闘時の先手後手の決定にはスカウトが、モンスターデータの知識(参照)にはセージが必要になります。魔法による回復は2レベルに入っています。回復を重視しないなら1レベルでも役に立ちます。
GMこぼれ話※販売当初よりGMをしてきたあくまで個人の意見です ・イベント、コンベンション時の単発シナリオでパーティーバランスは極端な話、全員前衛でも構わない 初期製作の時、経験者や未経験者が混在する場面では特定技能が必要なシナリオは破綻する可能性があります。パーティーバランスをとったキャラクター製作をしてくれる保証すらありません。もちろんマスターとしてそれとなくガイドをすることはできますが指示しすぎるのもよくはありません。後衛職過多の場合、前衛一人の負担が増えますし総崩れの可能性も増えます。逆に前衛のみだったとしても戦闘中の即時回復力がないが力で押し切ることはできます。 ・未経験、初心者の方のベスト職業は? 経験者のみ、初心者のみ、混在の卓を経験してきてわかったことですが、よほどシナリオバランスがギリギリ(初心者〜相手にギリギリなのはどうかという話は置いておくとして)でない限り、初期製作キャラクターと想定される敵蛮族を考えると初心者にお勧めなのは「戦士」ではないか?ということです。 経験者の方が未経験者や初心者に「死んでほしくない」「支援をしてもらうことで支えになっていると感じてもらえる」とプリーストや魔法職を進める場面がありました。しかしそういったときに豊富な経験者はガチタンク型戦士や回避特化戦士を作り、最初の支援(ほぼほぼフィールドプロテクション)をもらった以後、「当てられても微々たるダメージ」や「そもそも超回避力で当たらない」という構成でキャラメイクし、シナリオが終わってみるとプリーストの活躍は10回に満たない発動ロール(基本バフ系なので1ゾロ以外ならなんでもよかった)しかしなかった・・というある意味残念な結果になってしまうことが多々ありました。また魔法職は撃てる場面や撃てる状況を作り出す、そして適切な魔法の選択など座位が高く、専業スカウトなども先制や罠発見解除など1回の判定で全体が危機に陥るリスクがあります。 それらを踏まえるとおそらく1パーティ、2名ほどになる前衛戦士を担当する方が1回のミスの挽回はしやすく、またロール回数や達成感は充実したものになります。人間戦士なら致命的場面でも運命変転が使えるかもしれませんし、きちんと当ててダメージをコンタンスに出せる命中重視型なら活躍感があります。もしくはリルドラケンなどの命中は2回に1回ぐらいかもしれないが堅いタンク型戦士もおすすめです。 参加者全員が未経験初心者?じゃあ全員前衛でもいいのよ。いやほんと(汗
◇おすすめ種族+技能 下に紹介するのはあくまで個人的な組み合わせです。
種族:人間は能力値ボーナスの平均が+2、+3になった能力で職業技能を選ぶことが多くなります 人間の重戦士:生まれ表1−8:ファイター2/エンハンサー1/スカウト1 ベーシックな人間の戦士です。エンハンサーによる練技で命中や回避を補います 人間の軽騎手:生まれ表1−6:フェンサー2/スカウト1/ライダー1/セージ1 装備制限がありますが馬の戦闘力と機動性を使い戦う前衛です 人間の巡礼神官:生まれ表2−12:プリースト2/レンジャー1/バード1またはセージ1など 戦闘時はプリーストによる支援を、日常ではレンジャーによる薬草回復や探索などを行えます
種族:エルフは器用度や敏捷度、知力と精神力が高め、筋力と体力が低めになります エルフの森林警士:生まれ表1−4:シューター2/レンジャー1/スカウト1/エンハンサー1 暗視持ちで野外も室内も調査任務のできる弓兵になります。エンハンサーは命中+1でさらに強化をしましょう エルフの支援術師:生まれ表1−8:コンジャラー2:セージ1:ライダー1 支援魔法によるバフデバフを行います。ライダーによる騎乗は野外機動戦に有利になります エルフの狙撃手:生まれ表2−5:シューター2/マギテック1/レンジャー1 当てる方を重視した魔銃使いです。十分な回復役がいるならレンジャーをスカウトに変更してもいいでしょう
種族:ドワーフは器用度と筋力と体力が高く、敏捷度が低い、精神力もある能力値バランスになります ドワーフの神官戦士:生まれ表1−5:プリースト2/ファイター1 筋力と体力による種族特徴を生かした前衛にも立てる神官です。移動力が無いのがネックです ドワーフの重騎手:生まれ表2−7:ファイター2/ライダー1/エンハンサー1 移動力のなさを騎乗で補った重戦士です。エンハンサーはお好みで命中重視か防御重視を選びましょう ドワーフの支援射手:生まれ表1−2:シューター2/コンジャラー1/レンジャー1 移動力がないならいっそ固定砲台に。器用さを生かして自身・前衛に支援を行いつつ射撃に徹します
種族:タビットは全種族中トップクラスの知力を生かして魔法職がスタンダードになります タビットの魔法士:生まれ表2−7:ソーサラー2/セージ1/バード1 純粋な魔術師。速攻のソーサラー3を目指すならバード1を取らず500点残してもいいかと思います タビットの妖精使い:生まれ表1−2:フェアリーテイマー2/レンジャー1/セージ1 フェアリーテイマーはルルブ1とEX版で大きく異なるのでGMと相談した方がいいでしょう
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