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■ソードワールド2.0リプレイ『学生冒険記』
◇プロローグ：野外授業のはじまり
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ということでナイムハイラの冒険者養成学校に通う君たち学生は、冒険者としての知識や基本学力など座学をこなしつつもうすぐ期末試験が迫ってきています。 |
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「うーん金がねぇ。ひもじいよー」とつぶやきつつ座学を受けてます。 ところで全寮制なんです？ |
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イメージ的には寮とか学内にありそうだよな。 |
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細かい設定はないので自前設定出すけど、寮はあるよ。 貴族や金持ちなんかは自前の家があるけど、基本的にほとんどの生徒が寮生活ね。学校指定のお使いや冒険者ギルドの仕事で生活費が減額、免除になったりします。まあ食い扶ちのない貴族の3男坊とかは寮生活だろうね。 |
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私は故郷がエルフの森ですし、図書館の文献に興味があってきたので便利な寮生活ですね。 |
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私は実家が裕福でないので将来にどこか雇ってもらえるように鍛錬を積んでます。もちろん寮生活で質素に。 |
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フィナの場合は希少なヴァルキリーなので学校と国が認知してますしね。ちゃんと卒業できれば騎士団や協会からお呼びがかかるかと。 |
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そうなれば実家に仕送りできますしね。 |
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あれ！？案外真面目だった！！ |
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「おうジェルく〜ん、体育館裏（？）に行こうか」 |
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きっとこれがいつもの光景なんでしょうね(笑) |
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そんなこんなで教員から 先生「期間試験は実地形式で行われる。東の森林地帯で3日間の野外活動を行ってもらう。薬草など材料の採取や動物などの狩猟、とうぜん敵対生物や蛮族との戦闘もあるかもしれないので装備の点検は忘れるな。経験内容によってポイントを付け、期間内に合格点までたどり着くように。」 |
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「先生！食料などは自前っすか？（切実」 |
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先生「本来であれば行軍に必要な物資等を計算して準備するのも冒険者の基本ではあるが、今回は学校側で準備している。もちろん現地調達してもかまわんぞ。ベースキャンプには教員と冒険者を雇っているので、もし万が一対処不可能な事態が発生したらすぐに帰還するように。」 |
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うわぁナニガデルンダロウ。 採取もOKなら図書館で読んだキノコ全集から食べれるキノコなどを・・ |
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ファンブルで死ぬなこれ(笑) |
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食中毒で落第！(笑) 現地でランダムイベントをロールしてもらうのでそのつもりで。採取や戦闘経験によってポイント付くので3日内というか実質48時間ほどでボーダーラインまでがんばってね。 |
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このチームだと採取よりは討伐のほうがポイント稼げそうだ。 ライダー技能がフルに使えるのはうれしいところ。 |
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まあ、中には地形的に騎乗不可能な場所もあるかもしれんが、全部じゃないので安心して。 |
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準備物はないのでいつでもOK。 |
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同じく買えないので。 |
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多少はあるけど、買い足しはなしで。 |
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では出発します。 ちなみに君たち3人はPT組んでるけど、他に４PTの合計５PTがいます。探索エリアはそれぞれ別なのでベースキャンプ以外では会わないけどね。 ベースキャンプにまで徒歩2日、ついた日は設営して昼からの探索となります。よろし？ |
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道中のエンカウントはないん？ |
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３０人ほどと馬車2台でぞろぞろ歩いてる集団に襲い掛かるのはよほどの空腹動物かと。まあ0ではないけどそのへんタコ殴りでチーン(笑) 現地でイベントをいっぱいするのでそこまではなしの方向で。 |
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Lv１〜２の生徒が20人弱だし瞬殺っぽいな。盗賊団もでないか。 |
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引率の先生と冒険者もいますしね。 |
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思うにこういった野外でのレンジャー持ちの危険感知にはボーナスがあってもいいのではないだろうか。 野外の場合は技能なし＜スカウト＜レンジャー的な。 |
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確かに。いまいちスカウトとレンジャーの技能の差別化がはっきりしないからな。 |
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ハウスルールでレンジャーでもスカウトでもどっちでもいいけど野外時にはレンジャーに＋１ボーナス、屋内ではスカウトに＋１ボーナスというの使ったことあるね。まあ今回はなしの方向で。 |
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野外探索だから俺のレンジャーが輝くのになぁ・・。 |
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まあまあ足跡追跡とかレンジャーっぽいですし。採取なんかもレンジャーの得意分野ですから。 |
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あ、一応なんかゲットするときのレンジャーには色を付ける予定です。 |
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お、それはよかった。 |
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頼みますよリーダー。 |
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では、拠点スタートです。 （スタートセットを準備しつつ）最初は北に進むしかないです。見通しの良い平原＋多少の木々ね。 |
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馬は出して一緒に行動ね。 では駒を進めよう。そして２D６？ |
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あいや、D66です。ランダム表を縦横6マスで作ってるので。 |
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OK。（ころころ）５．６と出たが。 |
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高いのがいいのか低いのがいいのか・・。 |
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（おいーいきなり５の６か。日中とはいえこれは） 前方になにか感じますね。危険感知判定どうぞ。 |
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６，３、レンジャーで１２！ |
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平目で８。 |
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おお、５，６出たのでスカウトも足して１５です。 |
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あー器用敏捷は低いけど知力あるから危険感知は強いな。 |
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ジェルとマトは敵意に気が付いたね。 木々の後ろから飛び出してきたのは魔物知識判定どうぞ。 |
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シャープ・タクティクスはなしで、セージで１１です。 |
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ライダーで９。んーどうだろう。 |
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平目で８。微妙か。 |
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じゃあマトはわかるね。弱点までは無理だけど、Lv４ゴルゴルです。 凶暴なゴリラです。運の悪いことに厄介な敵がしょっぱなから出現しました。 |
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うわ、投げ攻撃あるのか。強制的に１０ｍ飛んで２Dダメージとか痛い。 |
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流石に馬ごとは投げられないのかな。明記されてないけど。 |
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2部位は投げられないかな。が、落馬はしそう。先制判定をしようか、こちらは11です。 |
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平目で８。無理だ。 |
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同じく平目で８。 |
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９＋３で１２。やった！ |
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よくやったマト！ |
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お、先行取ったね。では戦闘開始だ・・。 |
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